アラカンの肌におすすめの植物油は?私が愛用する4つのオイル

前回は、アラカンの肌に植物油をどう取り入れるかについて書きました。
前回の記事はこちらから☆彡
では実際に、どんな植物油を選んだらいいのでしょう?
植物油を長年扱ってきた私が、大人の肌に使いたいと思うオイル。
いろいろありますが、今回は特に好きな4つをご紹介します。
ホホバ、アルガン、バオバブ、そしてマカデミアナッツ。
どれも私が実際に使ってきて、「やっぱりいいな」と感じているものです。
乾燥した土地を生きる植物のオイルに惹かれる
私が植物油を学び、使い続ける中で面白いと感じていることがあります。
それは、乾燥した厳しい環境で生きる植物から採れるオイルには、魅力的なものが多いこと。
アルガンはモロッコなどの乾燥地域に育つアルガンの木から。
バオバブも、アフリカの乾燥した地域を生き抜くことで知られる植物です。
ホホバも、北米の乾燥地域に自生する植物。
雨が少なく、強い日差しにさらされる環境で生きる植物たちです。
そんな植物の種子などから採れるオイルを肌につけると、私は「守られている」ようなしっとり感を感じます。
もちろん、乾燥地帯に育つ植物だから、そのオイルがすべて保湿力に優れ、酸化しにくいという単純な話ではありません。
植物油の性質は、含まれる脂肪酸やその他の成分によってそれぞれ違います。
でも実際にさまざまな植物油を扱ってきた中で、私は乾燥地域に育つ植物のオイルに、とても魅力を感じています。
ホホバ ― まず一本なら持っていたい
オイル美容が初めての方にも使いやすいのがホホバです。
実はホホバは、厳密には「油」ではなく、液体状のワックス。
この性質から酸化安定性が高く、比較的扱いやすいのも魅力です。
さらっとしていて重くなりにくく、顔だけでなく、髪や頭皮、身体にも使えます。
私にとってホホバは、華やかな美容オイルというより「基本の一本」。
植物油を初めて使ってみたいという方にも、まず候補に入れてほしいオイルです。
アルガン ― 大人の肌に使いたくなる美容オイル
アルガンオイルは、モロッコ原産のアルガンの実から採れるオイル。
オレイン酸やリノール酸を含み、さらにビタミンEとして知られるトコフェロールなども含まれています。
私がアルガンを好きなのは、しっとりするのに、使い方次第で重たくなりすぎないところ。
乾燥が気になる頬や目元など、大人の肌のお手入れに取り入れやすいと感じています。
「美容のために植物油を一本選びたい」
そんなとき、私はアルガンを思い浮かべます。
バオバブ ― 乾燥が気になる肌を包み込むような感触
アフリカを代表する植物のひとつ、バオバブ。
太い幹に水分を蓄えることでも知られ、乾燥した環境を生きる生命力のある木です。
その種子から採れるバオバブオイルは、オレイン酸やリノール酸などを含みます。
私がバオバブを使って感じる魅力は、何よりその感触。
肌をやわらかく包み込むような、独特のしっとり感があります。
特に、以前より皮脂が少なくなって「何を塗っても乾く」と感じるような大人の肌には、一度試してほしい植物油です。
私自身、とても好きなオイルのひとつです。
マカデミアナッツ ― 私が惹かれるのはパルミトレイン酸
そしてもうひとつ、大好きなのがマカデミアナッツオイル。
このオイルについてお話しするとき、ぜひ知ってほしいのが「パルミトレイン酸」です。
パルミトレイン酸は、私たちの皮脂にも存在する脂肪酸のひとつ。
マカデミアナッツオイルは、このパルミトレイン酸を比較的多く含む植物油として知られています。
肌にのばしたときのなじみがよく、なめらかな感触。
私はこの使用感がとても好きです。
年齢とともに皮脂の状態も変化していくからこそ、アラカン世代のオイル美容で注目してほしい植物油のひとつです。
「どれが一番?」ではなく、肌で選ぶ
ホホバ、アルガン、バオバブ、マカデミアナッツ。
こうして並べると、
「結局、どれが一番いいの?」
と思うかもしれません。
でも私は、植物油に「これが一番」と決めなくてもいいと思っています。
さらっとしたものが心地よい日もあれば、しっとり包まれるようなものが欲しい日もある。
夏と冬でも違う。
そして、肌は毎日同じではありません。
だからこそ、植物油を成分だけで選ぶのではなく、自分の肌に一滴のせたときの感触も大切にしてほしいのです。
植物油は、それぞれに個性があります。
その違いを知り、自分の肌に合うものを見つけていく。
それがオイル美容の面白さでもあります。
そして、日本にも素晴らしい植物油があります
ここまで海外の植物を中心にご紹介しましたが、実は日本にも、昔から美容や暮らしの中で使われてきた植物油があります。
代表的なのが、椿油。
そして、茶の実から採れる茶実油などもあります。
海外の植物油とはまた違った、日本の風土と植物の物語があります。
次回は少し視点を日本に戻して、
「日本の植物油」
について書いてみたいと思います。
