私が「弱い圧」で施術をする理由

リズムーンの施術を受けたお客様から、
「思っていたより優しい圧なんですね」
と言われることがあります。
そうなんです。
私は基本的に、強い力でグイグイ押したり、痛みを我慢していただくような施術はしていません。
それには、私なりの理由があります。
「強く押すこと」が目的ではないから
私は医師でも、あん摩マッサージ指圧師でもありません。
リラクゼーションセラピストとして、自分のできることの範囲を理解して施術することを、とても大切にしています。
筋肉を強い力で押したり、身体のどこかを「治す」ことを目的にするのではなく、
安心して身体の力を抜いていただくこと。
これが、リズムーンの施術で大切にしていることです。
だから私は、強い刺激ではなく、ゆっくりとしたタッチや穏やかな圧を使います。
私たちは「刺激」の中で暮らしている
現代の生活を考えてみると、私たちは朝から晩まで、たくさんの刺激に囲まれています。
スマートフォン、パソコン、仕事、人間関係、音、光、情報。
次から次へと何かを見て、考えて、判断する。
身体は休んでいるつもりでも、頭の中はずっと働いている。
そんな方は、とても多いのではないでしょうか。
自律神経には、大きく分けると交感神経と副交感神経があります。
活動するときに働く交感神経と、休息や回復に関わる副交感神経。
どちらも私たちが生きていくために必要なものです。
大切なのは、どちらか一方が良いということではなく、必要に応じて切り替わること。
でも、日々たくさんの刺激を受け続けていると、
「力を抜くことが難しい」
という状態になることがあります。
だから、施術まで強い刺激にしなくてもいい
疲れていると、
「もっと強く押してほしい」
「痛いくらいの方が効いている気がする」
と感じることもあると思います。
もちろん、強い圧が心地よい方もいらっしゃいます。
でもリズムーンでは、あえてそこを目指していません。
施術の時間くらい、身体に新しい刺激を与えるのではなく、
「もう頑張らなくていいですよ」
と伝えるような時間にしたい。
ゆっくり触れる。
呼吸を邪魔しない。
身体が力を抜いていくのを待つ。
香りを感じる。
そんな穏やかな刺激の中で安心してリラックスすることが、副交感神経が働きやすい状態につながっていくと考えています。
「弱い」のではなく、「緩むための圧」
だから私自身は、本当は「弱い圧」というより、
「緩むための圧」
だと思っています。
強く押して身体を変えようとするのではなく、身体が自分から緩んでいくのを邪魔しない。
それが、私の施術です。
リズムーンが大切にしている言葉、
「緩めば巡る、巡れば整う」
にもつながっています。
頑張ることが当たり前になっている身体に、さらに何かを頑張らせるのではなく、
一度、力を抜いてみる。
何もしない時間をつくってみる。
そんな時間が、今の時代だからこそ必要なのではないかと、私は感じています。
強い刺激を求めるサロンではありません。
「とにかく一度、力を抜きたい」
「頭も身体も休ませたい」
そんなときに思い出していただける場所でありたい。
それが、私が優しい圧で施術をしている理由です。
