私が和精油を好む理由

アロマオイルが窓からの柔らかな日差しを浴びている写真

私は香りの世界を長く扱ってきたけれど、
いつの頃からか「華やかさ」より「寄り添う」ような香りに惹かれるようになった。

和精油には、風景がある。
そっと寄り添ってくれる優しさがある。

樹皮の渋み、葉の青さ、土の湿り気、朝露の透明さ。
そのすべてが、香りの中にそのまま息をしている。

黒文字の柔らかい甘さ。
檜の清らかな祈りのような静けさ。
柚子の明るさの奥にある、どこか懐かしいぬくもり。

それらは決して強く迫ってこない。
人が自ら整うのを手伝ってくれるかのような香り。

私の手がお客様の筋肉や皮膚に触れるより前に、
香りが心の扉を一枚、静かに開けてくれる。

わたしたちは忙しさの中で
感覚を置き去りにしがちだ。

和精油は思い出させてくれる。
「自分は自然の一部で、
呼吸する生き物で、
季節と同じリズムに揺れていい存在だということを」

香りが空間を満たすのではなく
心と身体の内側を柔らかく満たしていく、その瞬間が好き。
それが和精油を選ぶ理由である。

今日もサロンに和精油の香りが静かに香っている。
森が一滴、降りてきた。


サロンの香りを整えて、リズムーンでお待ちしています。

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この記事を書いた人

リズミカルボディ®セラピスト / オイル美容家
AEAJ アロマテラピーアドバイザー
顔タイプアドバイザー1級
第8回ミセス日本グランプリ ファイナリスト

2015年に東京・小平市花小金井でリラクゼーションサロン「Rythmoon(リズムーン)」を開業。オーガニック精油と植物オイルの専門知識を活かし、お客様に合わせて調合するオーダーメイド施術を提供している。リズミカルボディ®やアロマ資格を基盤に幅広い美容知識を磨き、これまで多くの施術を担当。「深く癒される」「自分に戻れる時間」などのお声をいただき、口コミをきっかけに遠方から来られるお客様も増えている。